暫定的に書いたものを公開します。後日、説明不足のところや文章で説明するのが難しい部分を付け加えます。
義眼(プラスチック・アイ)に関して、どんなものか簡単に説明してみようと思います。不明な点などありましたら、掲示板のほうへ書き込みをお願いします。
義眼を使うには義眼センターと呼ばれるところに行くことになります。国立がんセンターで紹介される義眼センターは日本義眼研究所です。国立がんセンターからはタクシーを使って行った方が時間的にも早いです。ちなみにピーコさんもいらっしゃるようです。(^^;
義眼の着け外しが怖いというイメージがあります。摘出手術が終わったものの、義眼の扱いで不明な点があると思います。瞬の場合、手術後約2週間で義眼研究所を紹介されました。簡単な取り扱い方法の書いた紙を貰いますが、最初は怖いというイメージが大きいです。(^^;
また全て瞬の状況で説明しているので、他とは違う部分もあることをご了承ください。
★画像
★着け外しと洗浄
義眼を外す時はスポイトを使っています。スポイトを黒目のあたりに吸い付けたら、下瞼を下げるようにして、スポイトを下側を手前に引くように引っ張ると簡単に外れます。
義眼用の洗浄液やハードコンタクトレンズ用の洗浄液で綺麗に汚れを落とします。指で洗えば大丈夫です。洗浄液は綺麗に流してから装着しないと炎症を起こしたり、目やにが多くなったりする場合があるので注意しましょう。洗い終わってもティッシュや布で拭いてはいけません。ゴミがついてしまいます。軽く水滴を落として、そのまま装着してしまいます。
装着する時は義眼を上瞼に滑り込ませる感じで入れて、下瞼を開きつつ、義眼を上に押し上げるようなイメージで入れると簡単に入ると思います。
装着方法やコツなども使用者によって違いますので参考程度にしておいてください。(爆)
★お手入れ
義眼の洗浄くらいで特にメンテナンス(?)は必要ありません。瞬の場合は1日1回の洗浄の時に外すだけで、寝ている時も着けたままです。寝ている時は外した方が良いといわれる先生もいらっしゃるようですが、眼窩内は空洞で顔が変形しやすいので保護する意味でも24時間着けていた方が良いようです。
冬場は乾燥して目やにが増えてくるので、義眼研究所のアドバイスで眼科で眼軟膏を貰いました。義眼の凹んだ面に眼軟膏を少しつけ、軽く伸ばしておくと目やにが減ります。まったく出なくなるということではありません。
眼窩内は以前は精製水で洗っていたのですが、最近は何もしていません。(^^; 再発のチェック程度です。
最初は戸惑う部分かも知れません。こんなこと毎日出来ない!!とか思うかも知れませんが、朝起きて顔を洗う、歯を磨くということと変わりありません。瞬も最初は大暴れして大変でしたが、今は日課になってしまっています。幼稚園に行く前に「義眼、洗わなくちゃ」とか言っているようです。(笑)
後できちんと纏めますので、見苦しい点は許してくださいね。(^^;