11月17日

再び視力テスト実施。この前、昼間面倒を見てくれているばあちゃんから瞬が外に出たら飛行機雲を見つけたと聞いたので片目だけ見えているってことは無いだろうと思った。どうしても左目を隠すと「真っ暗」というが笑っている。ふざけているようだが、ミニカーは判別できた。両目とも多少でも視力が残っていることが確認できたので非常に嬉しい。

テーブルの上の小さなゴミまで見つけられるようになってきたので確実に視力は回復しているようだ。

11月16日

今のところ左目でしか見れていない様子。右目は殆ど見えていない状態に感じられる。以前と視力のある目が逆転してしまったが、親としてはどちらかの目の視力は残したまま治療を続けたいと思っている。

網膜にダメージの少ない左目の視神経の上を覆っていた腫瘍が小さくなって、視神経を確認できるようになった(眼球内の写真で見た)が、最後のレーザーを当てた時に反応が良く出ているという説明を受けた。治療成果が出て、視力が回復してきていると嬉しいんだが...。

11月9日

気がついたが左目で物を見るような感じを受ける。眼底出血を起こす前は、ミニカー等を右目の前で見ていたのだが、最近は左目側で見ている感じがする。ただ片側づつ隠して何かを試されていることがバレているらしく、どちらの目を隠しても「真っ暗〜」とか笑顔で答えているので確認ができなかったりする。

先生の話では、右目は大きな網膜剥離、左目の眼底は綺麗という説明を受けてきた。ただ両目とも腫瘍を殺したところで視力の回復は見込めないという説明を受けてきた。ただ現状を見ていると左目の視力が回復してきていると思えるのだが、どうだろうか。

11月4日

ここ1週間で家で簡単な視力検査みたいなことをした。どうやら左目の視力は以前よりあるみたいな印象を受ける。以前は右目を塞がれるのを嫌がっていたけど、ここのところ右目も左目も片方づつ塞がれても嫌がらない。しかも左目を塞ぐと「真っ暗」とか言っている。たぶん右目の中の血が引いていないせいだと思うけどねぇ。

んで、診察日。右目の出血が引いていないのは想像できたので、視力が回復したような気がする左目に注目していた。予想通り、右目は出血が引いていないと言うことで、眼底は見えず。左目に関しては「追加」が必要とのこと。再発等で追加治療が必要だと思ったのだが、どうやら残っている残存腫瘍にレーザーを当てるらしい。抗がん剤は使わないので月曜入院〜水曜退院となる。12月2日に再診、7日入院〜9日退院の予定。

右目の状況が分からないので不安だけど、眼球内の出血が引いてくれないことには、どうなっているのか誰にも分からない。出血で見えない間に転移等が起きなければ良いがっと願うだけなのだ。

先生の説明で「指しゃぶりをしながら右目をグイグイ押す癖」の原因が判明した。右目を押しながら「字が見えんの」とか言っていたのは、指で眼球を押す事により視神経が反応しているのだろうと言うことだった。大人でも自分の目を押すと光というか明るくなるというか、そういう現象が現れる。おそらくそれで押すのではないかとのことでした。