11月27日

 校長先生から授業を一度見に来てくださいとのことで,夫婦で授業参観に行ってきました。国語と算数の授業を見て,楽しそうにやっているなという印象でした。その後,校長,教頭,担任と話をしたけど,やはり3,4年と教科が多くなった時が心配と双方,同じように思っていました。実際のところ今からいろいろ考えていても仕方がないので,その時になったら追々考えていきましょうということで。

 瞬は”6年間休まずに通うと頑張ってます”と伝えておきました。

11月22日

 福島県への往復500キロの大移動です。本当は群馬にある博物館に行こうと思っていたけど,結構,時間がかかるということで,前から行こうと思っていた”いわき市石炭化石館”に行くことにしました。群馬に行っても時間的にはそれほど変わらないようです。

 いわき市石炭化石館にはフタバスズキリュウの骨格が展示してあり,鉄腕DASHの恐竜発掘で何度か登場した博物館です。化石の展示だけじゃなく,石炭についても様々な展示がしてあり,常磐炭田の採掘の再現モデルなど多くの展示がされています。なかなか面白かったです。行った直前はガラガラだったけど,バスツアーなどで訪れる場合があるらしく,帰る時は入り口に人だかりができていました。

 せっかく福島まで来たのだからと近くにある”アクアマリンふくしま”にも行ってみました。海洋生物の展示がされていて,いるかショーなどはありませんでした。不思議なことが起こったのはセイウチの水槽に行った時です。水槽に顔を付けて見ていた瞬にセイウチが寄ってきて顔を近づて何か言ってます(笑)。しかも瞬が顔を近づけている間,ずっと静止した状態で顔を見ながら話しかけているようです。瞬は「何か言ってる」とか言ってました。確かに水槽の空いている部分(上部)から,鳴き声が聞こえてくるし,水槽が震動しているので何か言ってるようです。瞬が顔を離すと離れていって,顔を近づけると近寄ってきて,瞬に顔を近づけたまま離れようとしない・・・。すぐ側に立っている廉には同じように顔を近づけることはしないし,他にも子供がいるのに瞬にだけ寄ってきてました。周りの人も妙な光景に驚いていたみたいだけど,パパもママも廉もビックリでした(笑)。顔が似ていたのか(?),何かセイウチと意思疎通できる力を持っているのか,さっぱり分からないけど,海で溺れてもセイウチが助けてくれるかも知れませんね(そんなことない)。

 

11月15日

 国府北小フェスティバルという”グループ研究の発表会”のようなものが小学校でありました。瞬のグループは”とんぼの研究”でした。以前にパパが駆り出されてとんぼ取りをしたっけ・・・。クイズ形式でとんぼについて問題を読み上げていました。日頃から声が大きいとは思っていたけど,恥ずかしがりもせずしっかり読み上げていたことが印象的でした。やはり他の人の視線を直接意識しないで済んでしまう強みかなと。

11月12日

 持久走大会がありました。先生とロープを持って走り,1,2年生男子で20位くらいだったようです。1年生の中では6位。かなり頑張っちゃったみたいです。

 下野新聞に「手探り続く支援態勢」という内容で瞬が以前に取材を受けた記事が載っていました(記事はこちら)。瞬の教科書作成を手伝ってくださっているボランティアグループが中心の内容ですが,障害児が普通学級に入るという例は全国的に見ても例は少なく,難しいのが現状のようです。障害児がどの学校が適しているのかは,就学指導委員会で決められます。瞬も当然,「盲学校が適している」という判断が下されます。果たして瞬が普段はどんな生活をして,幼稚園でお友達とどんな風に接してきたのかなど,そういった事柄について十分に検討した上で判断されているのか,いつも疑問に思ってしまいます。同じ障害を持っているから,障害を持っている人,全員が同じように行動し,同じように生活しているのかと言えば全く違います。確かに視覚障害があれば,盲学校に行って勉強するのが好ましいということも理解できるけど,それが本当に今の瞬のためになるのか考えてしまいます。ただ,そう思っていても盲学校でしか学べないこともあるので,小学校に通わせることは正しいのかということも考えてしまいます。今は「6年生まで休まずに行く」というほど小学校が楽しいようなので,これからもいろいろと問題等が出てくると思うけど,卒業できるまで通えればいいなと思っています。