すくすくピアノ＆トークコンサートがありました。瞬と廉を連れて家族で参加しました。瞬は「大きくなったらピアニストになりたい」と言っている割には、「午後の第二部も一緒に聞いても良いよ」と言ったら、ボランティアさんと遊ぶほうを選びました(笑)。遊びには勝てなかったようです。
島筒さんのピアノ演奏はとても良かったです。目の見えない人が弾いているとは思えませんでした。同じ全盲のピアニスト梯さんとは少し違った方法でピアノを弾いていたみたいです。この辺は個人で方法が違うようですね。島筒さんの売りでもある「語り弾き」は演奏された傘地蔵も幸せの王子もとても素晴らしかったです。幸せの王子はどこかで読んだ気がするのですが、物語にマッチした音楽が、さらに物語りの良さを引き出していた印象を受けました。語り弾きをしていた島筒さん本人もウルウルしてしまったようで、５０％程度の確立でウルウルしてしまうことがあるそうです。(^^;
談話の時間は特に島筒さんに質問することが無く、島筒さんの生い立ちなどを聴かせてもらいましたが、その中で少し考え方が変わった部分がありました。全盲の人が物を見るということは、想像や空想しているということです。先日、ダンサー・イン・ザ・ダークを観たときには、あまり深く考えていなかったのですが、島筒さんの話を聞いて、少し分かったような気がします。
素晴らしい演奏会、談話会も終わり、すくすくの運営に関して参加者で臨時会議（？）が行われました。すくすくの今後の運営に関しての話し合いですが、最近では定例会も参加者が減り、行われていない状態ですが、すくすく自体を無くすという方向には誰も考えていないということが分かりました。ただ運営に関わるというと手が上がらないのは仕方の無いところかも知れません。この会議の中で私の顔も割れてしまったわけですが、すくすくとしてのホームページは持たないが、当ホームページですくすくに関する情報を公開していくという方法が取られそうです。定期的に送られてくるお便りもインターネットに接続できる環境をお持ちの方は、すくすくから郵送で送ってもらわなくても、当ホームページを参照してくだされば、お便りを読むことができるということが出来るかもしれません。これであれば郵送に関する手間が少しだけ削減できるような気はします。(送ってもらう会員の方の切手代等の負担も減る)
臨時会議で終了時間が大幅に遅れてしまいましたが、ホームページを見てくださっている方と話もできましたし、ホームページでの情報公開の重要性も知ることができました。今はブロードバンド時代に入り、どなたでも手軽にインターネットを使い即座に情報を入手することが可能になりました。時に緊急性を要する病気などでは、誰もが早く情報を知りたいと思います。すくすくへの問い合わせが当ホームページを見てということが多いらしいので、そういう話を聞くと「やってて良かった」と思えます。
その後、東京タワーに行ってきました。瞬は前々から「行きたい」と言っていたのですが、丁度良い機会なので足を伸ばしてみました。予想通り、瞬にはあまり楽しめるところではなくて、売り物の東京タワーのキーホルダーを触らせて形だけでも分からせようとしていました。でもキーホルダーは買いません(笑)。おみやげ(瞬が自分に)と言っても、つまらない物ばかりで、結局、東京タワー水族館のぬいぐるみを買ってあげました。最近、ぬいぐるみを集めているので嬉しかったようです。そうそう、ピアノコンサートの時にボランティアさんと遊んだ時に３つもぬいぐるみを貰っていたんです。コレクションが大量に増えました。(^^;
